Less is more.

“掃除”は“創時”。いろいろ減らすと、いいことあるような気がする。

一般ユーザーを作成/消去する - adduser/deluser

一般ユーザーを新規で作成する

Beaglebone BlackのようなARM搭載マザーボードなどでは、イメージファイルをsdに書き込みそれでブートさせるのが常。初回はデフォルトのユーザーでログインするけれども、やはり自分のユーザーを作成して使いたいところ。そこで、フォルダ作成などをまとめてやってくれる「adduser/deluser」の使い方をメモ。

adduserの使い方

「adduser」はユーザーを作成するだけでなく、パスワードの登録やホームディレクトリの作成などを一気に行ってくれる。使い方は簡単で、rootユーザー、もしくはsudoの使えるユーザーでログインして以下のコマンドを実行する。「user1」というユーザーを作る場合は……

adduser user1

と入力してEnterキーを入力する(sudoは適宜付加する)。
以降は、以下のような感じで要所要所で必要事項を入力するだけ。

who@ubuntu-armf:~$ adduser user1
Adding user `user1' ...
Adding new group `user1' (1002) ...
Adding new user `user1' (1002) with group `user1' ...
Creating home directory `/home/user1' ...
Copying files from `/etc/skel' ...
Enter new UNIX password: (←ここはログインパスワードを入力)
Retype new UNIX password: (←上記のログインパスワードを再入力)
passwd: password updated successfully
Changing the user information for user1
Enter the new value, or press ENTER for the default
        Full Name []: (←ここは任意で)
        Room Number []:
        Work Phone []:
        Home Phone []:
        Other []:
Is the information correct? [Y/n] (←ここはyを入力)

実際ユーザーが作られたかを確認するためには、一旦ログアウトして、user1でログインしてみればよい。

deluserの使い方

adduserの対となる、作成したユーザーをホームディレクトリごと消去する方法は以下のとおり。

deluser --remove-home user1

以上。