一般ユーザーにsudoコマンドの利用を許可する - visudo
一般ユーザーにsudoコマンドの利用を許可する
Beaglebone BlackのようなARM搭載マザーボードなどでは、イメージファイルをsdに書き込みそれでブートさせるのが常だ。初回はデフォルトのユーザーでログインするが、やはり自分のユーザーを作成して使いたいところ。ただ、adduserなどを使って普通にユーザーを作っても、そのユーザーには「sudo」コマンドを使う権限が与えられない。ここでは、「visudo」コマンドを使ったsudo権限の付与の仕方をメモ。
visudoの使い方
「visudo」コマンドを使うためには、まず、rootアカウントなどの管理者でログインする。その後、以下のように入力してEnterキーを入力する。
visudo
すると、エディタで「/etc/sudoers」ファイルが開かれる。「vi」と付いているが、Ubuntuなどではデフォルトのnanoエディタで開かれる。ファイルの最終行などに、以下のような書式で1行追加する。
%<<sudo権限を与えるユーザー名>> ALL(ALL) ALL
ユーザー名が「taro」なら以下のように記述する。
%taro ALL=(ALL) ALL
追加後保存して終了し、ログアウトをしてsudo権限を与えたユーザー名でログインする。
すると、ユーザーtaroがsudoコマンドを利用できるようになっているはずだ。以上。